膝蓋骨骨折(1)

 コロナ渦で自宅待機となっている、5月の連休明けには通常業務に戻るだろうと思っていたが、考えてみたら、特効薬もワクチンも開発されていない以上、危険はあると感じていた。会社でも元々オリンピック対策でリモートワークの体制を整えつつあったので、試験的に時期を区切って全面リモートワーク化したところ、全く問題が無かった。そこで、今後もリモートを中心に業務を行う事になり、ずいぶんと効率が上がったと感じていた。 問題は、通勤で稼いでいた日々の運動量が確保できなくなるので、ずいぶんと太ってしまうだろうと言う事だ。それも嫌だと感じていたので、殆ど毎日2時間近く朝の散歩をしていた。

 ところが5月の末に、いつもと違う方向に散歩に出た時に事故に合ってしまい、打ちどころが悪く膝のお皿を骨折してしまった。転がった時に頭も打ったらしく、前後の記憶がはっきりしない。事故直後から膝が曲がらず、手で押さえている状態だった、しかも変形を感じていたので、多分膝の皿が割れたなと言う自覚はあった。救急車で病院に運ばれすぐにレントゲンやCTを撮ったところ、案の定だった。

 割れ方が大きかったので、すぐに手術をして治療する事になり、入院する事になったので、会社に連絡して状況を報告した。その頃くらいから記憶がはっきりしている。これで、暫くゴルフが出来ないのが残念だと思っていた、今考えると、それどころでは無いのに。