ドライブと雨の五稜郭

<続き>

層雲峡から旭川を経由して宿に戻るのに、あえて全て下道を使用して帰ってみる事にしました。

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移動ルート

地図でみると300kmピッタリ、5時間34分の表示が出ています。

北海道に行くと、車での移動距離の感覚がおかしくなります。30年位前に真冬の旭川から札幌まで往復した事はあるのですが、雪のない時期でもあり、何年も長距離ドライブをしていなかったので、楽しみにしていました。元々、長距離の運転には自信があり、途中地元のラジオ放送を聞きながら快適にドライブしました。渋滞もなく、途中大した休憩も取らずに走破しました。

 途中、夕張付近を走行中、普通の交差点を巨大な鹿が渡って行き、少々驚きました。また、苫小牧に向かうのか、二車線の一般道で大型トラックに抜き去られました。こちらも決して遅いペースでは無かったのですが、これが噂に聞く北海道の運転なのだと少し驚きました。トラックは視界が広い分、抜くなら抜くでドーンと行ってしまうのでしょう。

 また途中、札幌に寄る事も考えましたが、時間も掛かってしまうので今回は止めて置きました、せっかくですから、温泉にゆっくり入りたいですからね。

 千歳に到達する頃には日も暮れ、苫小牧~登別間は夜間走行となりました。ここも、海沿いに眺めの良い道を走り、気分良く宿に戻ることが出来ました。

 

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最終日三日目も下道を使い五稜郭へ!

五稜郭は地元多摩では有名な土方歳三最後の場所で、以前から行って見たかった場所でした。この区間も全く渋滞せず、ノンビリとドライブを楽しみました。五稜郭から千歳空港までの帰路は高速道路を使用しましたが、雨で視界も悪く、速度を出しての運転は好まないので、時間があれば下道で帰りたかったです。

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 五稜郭タワー一階の銅像です、やはり幕末随一の男前で鳴らす土方先生、どう見てもカッコイイです。幕末維新とは言っても、後から取って付けた様な綺麗ごとが多く、結果的にあの形に落ち着いただけで、もっと良い結末に持って行く事は出来たと考えています。そういう意味では、一本筋の通った土方は、幕末維新期の人物の中ではその生き方を理解できる人物です。

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 写真で見る姿にそっくりで、まるで生きている様です・・・・・・

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タワーに登りますと、大間の方まで良く見えるのですが、この日は雨で余り良い眺めとならず残念でした。

 

これにて旅行は終了し、空港に向かいました。短い休暇でしたが、普段できない事をするのは本当に良い物ですね、リフレッシュできた3日間でした。ありがとうございました。