厚木基地立ち寄り

 厚木基地から艦載機が居なくなって、すっかり足が遠のいているが、元々の航空機撮影は中学の頃、35mmのフィルムカメラで始めた厚木での撮影だった。ママチャリで土曜の午後、部活が無い時などに行っていた。

 Z7Ⅱの慣らしを続ける為、横浜に出張の帰り道に2時間程立ち寄ってテストしてみた。残念ながらP-2やP-3Cは見られなかったがヒューロンとクリッパーが降りてきたので撮ってみた。

RW01側で近い上に速度も出ていないので、撮れて当たり前ですが、綺麗に撮れて良かったと思っていました

やはり、ほとんど動かない物に対する解像度は大変素晴らしいですね。

ファームウェア・アップデートのこと

 Z7Ⅱに関して、何回か練習をして、何とか低速の大型機なら何とかピン甘から脱却できそうな気がしてきたので、京浜島のつばさ公園で1時間位撮影してきた。FTZⅡにSIGMAの500mm/f4の組み合わせなので、百里と同じ条件だ。



テールのBOEING777のステンシルが綺麗に写っているので、まあ合格



エンジンのロールスロイスマークがハッキリ写ったので、これもまあ、合格。

低高度、低速度、手持ちの条件でなんとかこれくらい。




真ん中にGEマークが来たので丁度良く、シャープには撮れたので、これも合格。

 

やはり、低速の物であれば、Z7Ⅱでも何とか撮影できそう。元々D810の更新なので、D500の様に機動飛行をする機体を撮るには明らかに向いていない機材だった。

 

 話は変わるが、今年は大した旅行も出来なかったが高山に一度だけ出かけた。元来旅先に持参するのはD810+24mm-70mmF2.8だったが、重くて持ち出すのが億劫になっていて、結果的に懐かしい24mm-120mmF3.5-5.6G ED VRの組み合わせで出かけた。こちらの方が軽くて良かった。

来年は旅行に多く行きたいので、初めてのZレンズには旅行用に軽い Z 24-200mm F4-6.3 VR を入れてみた。

 

寄ってこんな感じに撮れれば、まあまあ使えそう。本格的には正月休みにテストしてみたい。

何となく使えそうとは言え、AFについては、ファームのバージョンが初期のものから1.60に上がってから随分良くなったらしいが、自分的にはまだまだ不満ではある。某カメラ店でメーカーの方に聞いた所、Z9,Z8のファームウェアアップデートで精いっぱい、これらの機体のユーザーからだいぶ批判を受けたので、力をいれて改善したとの事、さらに噂レベルのZ6Ⅲ開発もあり、正直Z7Ⅱについては、改善は望み薄な雰囲気・・・・・・

 

しかもエンジンが3年以上前(Z7と同じだから5年前)で、もはや改善の余力無しととらえられるような説明もあり、これは残念だけれどもVer2へのメジャーバージョンアップも無く、そのまま忘れ去れれるのではないかと大変不安にになった。

 

前に小松であったαユーザーの方は3回目のバージョンアップで良い物になったが、それまでは満足いっていなかったとのことだった。Z6/7系は軽量でEVFの性能も良く、一般的には数が出ているハズなので、見捨てるような真似はしないで欲しい。

Z7Ⅱと2023年百里基地航空祭

 D810がシャッター数15万回を超え、そろそろ変え時かと思ったのと、去年小松で会った方のαの連写が凄かったので、ミラーレス化と言う事でZ7Ⅱを買った。動きもの用のD500を残して、百里基地航空祭で実戦投入を狙って、2週間前に到着した。

 近所を散歩したり、上空を飛ぶ機体を撮って、大体の操作に慣れてから百里基地航空祭に持参した。

 

 ところが、招待日の土曜日は雨と霧で60の救難が飛んでくれただけでファイターの飛行展示は無く、不完全燃焼だった。

 日曜日は翌日から出張だったので3SQのAGGまでのタイミングで展開した物の、やはり機動飛行時の設定が甘かったのと、帰宅を考えて北門よりの芝生ゾーンに布陣したのが悪く、大失敗となった。

自宅上空を飛ぶ大型機の撮影設定を残してしまった為SS1/1250で撮ってしまい、ハイレートなどの機動には追従できずブレブレ。

編集で何とかごまかしてもこのザマ

SS1/2000~1/2500に直して撮り始めた頃には手遅れ、既に3SQのAGGが始まっていて陣地転換も出来ずどうにもならない

 もはや自業自得なので、Z7Ⅱの実験と思い、AFの性能不足がどれくらいなのか実験

 

一旦フレームを外すとこんな感じ。重いレンズを振り回して追従させるより、思い切って引きで撮ってクロップした方が良さそう。

 後悔しても仕方ないので、来年また頑張りましょう。ニコンYoutubeにもある通りで、12bitロスレス、画面表示なしでSS=1/2000~1/2500で ISO上限800のオート、F値は8か9かな。

あと、何回航空祭に行けるかわかりませんがね・・・・・・

2022年百里基地航空祭

 今年最後の航空祭百里基地、ここは都心から近いので物凄い人数が集まり、碌な目に会わないので、いつも後方で引きで撮る事にしている。その為当日9時に石岡をシャトルバスで出発したので、ブルーの離陸前の到着となった。午前中は晴れ、ブルーはやはり青空が良い。

到着直後に飛び始めたので、設定がいい加減で反省、ISOオートは宜しくない。

この頃から体調が悪くなり、デモスクランブルの間はトイレ休憩

で、楽しみにしていたAGGの頃には嘘のようなドン曇り

位置も悪くて、ちょっと消化不良な撮影となってしまいました。

F-2のAGGは本当に凄かった!しかし写真ではあの大迫力は伝わりにくい!

今度は動画撮影したいと本気で思っている。

 

来年のスケジュールは未定だが、また遠征したい。

2022年小松基地航空祭

 遅くなったが、2022年度の小松基地航空祭に行って来た。その週末は台風が接近していて、開催されるのかどうかも不明、とりあえず金沢の宿に移動して様子をみる事にした、と、ちょうど宿について時にTwitterで開催決定の知らせが出たので、取り敢えずは良かったと思う。小松は三沢よりは交通がまだマシ(どこがだよ)で、小松の駅からタクシーやバスで移動すれば早い時間であれば悪く無い場所が取れる。

 

 本当のプロは前夜乗り込みで徹夜で並ぶのだろうけど、ジジイにその体力は無い。とは言え2列目位を確保したので、場所的には良かったけど、大砲を振り回すには多少隙間が必要なので開けておくとガンガン割り込んで来る。あり得ない割り込み方をする人もいて場所を確保する工夫は必要だと思った。

やはりイーグルの機動飛行はカッコ良くて、台風接近中の曇り空でもABがくっきり映るのは良かった。

例のトップガン機も綺麗に撮れたので、これだけでまあ満足だったかな。

アグレッサーも悲しい事故の後で心配だったがイスラエルジーパンが機動飛行、まあ大迫力だった。



晴れも良いが、薄曇りの方がゴーヨンには良いのかもしれない。

ブルーはやっぱり晴れていた方が良いかな・・・・・

 

次は今年最後の百里基地になります。

 

2022年三沢基地航空祭

 大変長い間更新しておりませんでした。骨折、コロナ渦、膝関節変形症など、色々な事があって今まで通りの生活からの変化が大きく、更新の余裕が無かった。また、楽しみであった京都旅行の回数も激減し、ネタも無く更新出来なかった。

 会社の方の好意で、シルバーウイークを含めて9月は少しは休んで良いとの事で、ちょうど久しぶりに開催される三沢基地の基地祭、翌週の小松基地の基地祭に行く事にした。三沢基地は10年以上前に1回行ったきりで、その時も大した機材も無かったので、写真も残っていない、デジタル運用初期の事で、データを飛ばしてしまった為だ。

乗ってきたJALが東京に戻ります

移動は往復JALで、宿が本八戸なので余裕を持って2泊、宿と基地の往復の事も調べながらなので、観光はしないつもりだ。前日は空港デッキで見物したが、戦闘機はNF、隣りの方に聞いたらノータムからF-16が外れたとの事で期待出来ないとの事。

大型機が多分八戸基地から移動して来てくれたので一応撮影、感も鈍っているのでテスト含めて撮影。

同じくF-15も来てくれたが遠すぎた。

早めに切り上げて宿に移動して翌日に備えた、4時には起きて移動開始しなければならない。5時25分八戸発の始発に乗る為本八戸から徒歩移動する予定だ。

 

翌朝、時間通り出発したが、運良く途中でタクシーに乗れたので、問題なく八戸に到着できた。青い森鉄道始発で三沢に移動、シャトルバスで基地に移動。

この後は

 ゲートキーパーは懐かしいF-1、そう言えばF-1の訓練を撮影したレーザーディスクがあったはずだけど、どうしたっけ?

歩いているうちにオープニングフライトが始まってしまった。

今回はグロウラーの機動飛行とF-35の機動飛行が楽しみだったのですが、グロウラーの機動飛行はキャンセル、天候が悪化しつつあったのでF-35を優先したのか、見た通りの着艦フックのトラブルが原因かは不明

シリウス氏のF-16デモチーム機動飛行は相変わらずのキレで凄かった。

F-15JやF-2Bの飛行の時はベタ曇りになってしまい残念、しかし湿度が高い分雲は引きやすかった。

この後、F-35の大編隊飛行の頃に撮影の列線を下げて、希望者には耳栓が配られた、そんなのは初めてだ・・・・・・

いよいよF-35の離陸、大編隊12機の飛行、これが楽しみだった。

尾白鷲もカエルくんも離陸、当然ではあるが混成編隊だ。

到着までの間、救難隊のレスキューデモ実施、とにかく揺れない、凄い技術。

一航過だけだったが、物凄い迫力だった、これは抑止力になる力だ。

このあと、F-35機動飛行の離陸となったがその後方で大編隊の構成機が続々降りてくる、実戦さながらの状態、これだけのF-35を同時運用できるのは大きい。

とにかく物凄い爆音で、耳栓が配られた訳が解りました、F-35は見た目以上に機動飛行をしている姿が迫力があり、また見たいと十分に感じた。

次回は小松基地だ。

百里基地・日米共同訓練

在日米軍再編に伴う訓練移転で、防衛省北関東防衛局は2日までに、航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)で、13~17日に日米共同訓練を実施

 

と、言う事で1年振りに百里に行く事にしました、有休を連続では取れないので天候が良さそうな真ん中水曜日の12月15日に展開しました。しかし流石に人出が多く、良い場所は到着前に満員らしく、止むを得ず北門ポイントで緩く撮影する事にしました、本当は捻りを狙いたかったのですがアラハン前は混雑だし反対側は早朝からエライ事になっていたようです。

 

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海兵隊のVMFA-112 “Cowboys”が共同訓練の為百里基地にやって来ました、百里で共同訓練が行われるのは4年振り位だと思います。

F/A-18の初期型、通称『レガシーホーネット』は厚木勢には見慣れた機体でしたが、岩国に移動してしまった為、今では稀にしか観ることが出来なくなりました。 この日の北門では離着陸位しか狙えませんでしたが、距離が近いのでまあ、そこそこの写真は撮れました、しかし腕が悪いなあ・・・・・ DSC_1924

着陸時のバンクを切り出すとそこそこ迫力はありますね DSC_3013_2

また、艦載機だけあって着陸高度が高いです、自発的墜落とは良く言ったものです。 DSC_3018-2

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途中U-125Aが離陸中止し、待機になったのでおかしいと思ったらスクランブルが入りました DSC_2523

ハイスピードタクシーだったのでスクランブルと思いましたが、まだ確証が得られませんでした。無線ではスクランブルと言っていましたが、半信半疑でした。 DSC_2545

実弾装備でやって来ました。 DSC_2635

カッコいいですね。 このスクランブルの影響で先に離陸した18とF-2が3時間以上帰ってこず、もしかしたら他の基地に降りたのかと思いましたが、無事帰って来ました。 DSC_2968

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オーバーヘッドからブレイク、かなり切り出ししましたが、まあ、気持ちだけで・・・・・